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ご注文を受けてから、用途やイメージに合わせてお花を仕入れてお届けする、『完全予約制』のフラワースタジオです。 Impression ホームページ 公式LINE 〒520-2144 滋賀県大津市大萱 1-13-13 深田ビル3F TEL/FAX 077-543-3683 MOBILE 090-8482-2180 info@impression-f.com OPEN 10:30-19:30 LESSON 10:30-21:30 CLOSED 毎月曜・第1・3火曜日 ブログパーツ
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2010年 06月 02日
5月最終日。 ピーカンの空の下、行ってきました。 宝塚ガーデンフィールズ 『Seasons』 昔庭造りに凝っていた頃に集めた 植物や庭造りの本は、辞めた時に 全て人にあげてしまったため手元には 1冊も残ってなくて、新しいのでも買うか と訪れた書店で出会った本に、この庭が 紹介されていたのが訪問のきっかけ。 著者はこの庭の設計と職員の指導に 携わっているポール・スミザー氏。 イギリス人の園芸家でかなり有名らしい。 正直私、吸水フォームで有名なオアシス 社の偉いサンと思ってました。恥ずかしー 正しくは「スミザーズオアシス社」です。 途中までしか合ってないわ・・・ 庭は大きな池を囲むようにして、 いくつかのスタイルに分けられています。 冒頭の画像のように、石の壁につるバラ などを這わせた「チャペルの遺跡」と 呼ばれる庭や、これぞ英国式ガーデンと いうボーダー・ガーデンなどがあります。 この庭の特徴は「自然の生態系を基本」 としていて、場所に適した植物の選択、 有機肥料のみを使うことなどです。 小川のほとりには「縞菖蒲」だけでなく、 「サラセニア」いわゆる食虫植物を植えて あるのがユニーク。話だけ聞くと「えっ!?」 って思うけど、ちゃんと合ってるし何より サラセニアの花がこんなに美しいとは・・・ 「ロビニア・アルトドルフ」のトンネル。 「ニセアカシア」と呼ばれる木です。 明るい緑色が日陰なのに光を通して 明るく見えます。うまい使い方だなー。 トンネルと言えば、キングサリとギガン チュームのトンネルで有名なイギリスの バーンズリーハウスを思い出しますが、 このニセアカシアと紫色のクレマチスの トンネルは、狭い敷地でも楽しめそう。 そして今回訪れた中で、私がやっぱり いいわーと思ったのは、日陰の部分。 正式に「シェードガーデン」と銘打った ものは無いのですが、どこのエリア でも日陰部分がとても魅力的でした。 柏葉アジサイなんか私の背丈くらい あったりして。それもすごく広範囲で。 切り株やら石積みやらで、高低差を つけて立体感を付けています。 この部分なんか、十何種類の植物が 植えられているのだろうか・・・ ショートプランツのいいお手本です。 本当はスケッチすると、より詳しく理解 できるんですけどねー。写真じゃダメ。 そしてシダの海。 これまた溜息ばかり・・・これだけ見事 にしようと思ったら、土地も結構いるし 何といってもでかい木が必要です。 柏葉アジサイの元には「ユキノシタ」 これからのシーズン、雨に打たれた 姿はホッと息をつかせてくれる花。 子供の頃に住んでいた借家は、父が 当時勤めていた会社の社長さん一家が 住んでた家で、小さな庭が付いていた。 日向の部分はほんとに少しで、 半分以上が半日陰。椿に沈丁花、 ドクダミなんかが植わっている庭で、 正直子供心に「もっと綺麗な花が 咲く庭がいいのに」と思ってました。 でも不思議ですねー。今になって 思い出すのはその庭ばかりなんです。 オダマキにユキノシタ。夏には芙蓉の 花が咲き、秋になると渋柿の実が実る。 外にある小屋の中に巣を作っている 蜜蜂たちが、目立たない小さな花の 蜜を取りにブンブン飛んでいて、 6月には蛍が飛び交い、夏休みの頃 には、黄金虫やカブト虫が縁側に 飛び込み、秋には虫の音で一杯。 あの小さな庭の中に、無数の生き物 たちがひしめいていた。そしてそんな 庭の中を私達姉弟は、下駄履いて チューペットを咥えながらウロウロ。 縁側でスイカ食べたり、雪が降れば 父が作ってくれた子供1人がやっとの サイズのカマクラに入って遊ぶ。 見せる庭じゃなくて、人の生活とともに ある庭だったのだなーと思います。 たいして無い空きスペースに、母が その頃はまだ珍しかった「プリムラ・ ポリアンサ」を植えて、調子に乗って どんどん株分けで増やし、花壇の 縁取りにしてましたが、今思うと あれはイカンです。違和感ありあり。 まあ母は1年ほどで興味が花から葉物、そして木(いわゆる盆栽)に移っていったので、 庭は大して破壊されずに残ってましたけど。 今ああいう庭を造ろうと思っても、なかなか難しいかもしれません。 「フォーマル・ハーブ・ガーデン」や「ロック&グラバル・ガーデン」などの 写真も一杯撮ってしまったので、また別の日にご紹介したいと思います。 ちなみに私「年間パスポート」を購入してきました。 やはり庭は1年通してみないとダメですから。 昨日の弓道教室は思いのほかハードだったみたいで、夕べは疲れてグッタリ。 今朝は信じられないくらい体が重かった。昼くらいから元に戻ってきましたが 集中して矢を射るって、すごく疲れるんだなと。 そして弦で打った左前腕は、内出血の程度はそれほどでもありませんでした。 もっとシャブ中(昭和的表現)みたいになるかと思ったけど。 ただ硬結はかなりのもんでして、少しでもモノが当たると痛いです。 初心者のクセに、偉そうに半袖なんか着た罰です。 これからはどんなに暑くても、長袖着用です(泣) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 「花の頒布会」 随時受付中 ・・・ 1回¥2100で自宅用のお花を定期的にご用意します。
by impression-f
| 2010-06-02 23:05
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