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ご注文を受けてから、用途やイメージに合わせてお花を仕入れてお届けする、『完全予約制』のフラワースタジオです。 Impression ホームページ 公式LINE 〒520-2144 滋賀県大津市大萱 1-13-13 深田ビル3F TEL/FAX 077-543-3683 MOBILE 090-8482-2180 info@impression-f.com OPEN 10:30-19:30 LESSON 10:30-21:30 CLOSED 毎月曜・第1・3火曜日 ブログパーツ
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2010年 03月 13日
頒布会の花を取りに来られたUさん。 「ミチオ日記楽しみにしてます。でもひとつ聞きたいんですけど、 なんでミチオさんとエジプト行くことになったんですか?」 そうねー、言ってませんでしたかねー。去年の秋頃なんとなく、「エジプト行きたいわー」 って言ってたら、父:ミチオも「エジプト行ってみたい」って言うもんだから 「足腰丈夫なうちに行っといたほうがいいよ」って・・・アドバイスをね、 そしたら「わしも行くから、ツアー探しとけ」みたいなことになってぇ・・・・で、こうなったと。 (後日ミチオはエジプトがどこにあるかも知らなかったと言う事が判明する) 「なるほど、そういう背景が分かれば、また味わい深く読めますねー」 そうか? そして夜。 ライセンスコースのレッスンに来たFさん。 「ミチオ日記いいですよ。忙しくて先生の記事のほうはちゃんと読めて無いんですけど(!) 毎日スクロールして最後の日記だけは読んでるんです。今日はなにをしたんやろって」 ・・・いいですよ。いいんですよ。楽しんでいただければ。 ということで今日はカイロ編 夜も明けきらないうちに、車掌の ノックの合図。1時間くらいでギザ到着。 慌しく起きる準備。着替えたくらいで 再び車掌。手早くベッドを納めていく。 窓の外を眺めてみると、ホントぎりぎり 民家の横をひた走っている。まだ朝 4時前だというのに、小さなスークが 開かれているのが見える。青菜など 食料品が並び、輪島の朝市状態。 ギザ駅に到着。なんとなくボーっとしな がらスーツケースを下ろすと、駅全体 が白熱電球で照らされいるためか、 不思議な雰囲気に満たされていて 異邦人気分。静か、とにかく静かです。 朝早いのでホテルのチェックインは無理。 ということでロビーで1時間半を過ごす。 スーツケースだけホテルに預け、これから ギザのピラミッドを見に行くのである。 しかしルクソールやアスワンと違って 肌寒い。一気に気温が下がったようで 駅ですでにポツポツ雨が降っている? まさかね。と思ったけど明るくなっても 雲が多く、空は今にも泣き出しそうです。 街のすぐ近くにあるとは聞いていたけど、 本当に街の中にある。といった感じの 3大ピラミッド。バスを降りて説明を聞く 最中に雨脚が強くなり、まるでスコール。 慌ててバスに戻り、ブーブー言う私達に ガイドのモスさんは「皆さんラッキー。 砂漠に雨、中々降らない。すごく珍し」 うーん・・・そうなんだろうか。 みんな無理やりそう納得しようと思った けど、それから何度も雨が降っては 止みをくり返し、やっぱツイテナイと 思うことしきりです。寒いしー! 面白いのは雨が降り出すと、どの国の 人も一斉に「ギャー!」ってな感じで 走り出すこと。そしてみんな口元が ゆがんだ笑い顔になっちゃって、この 瞬間みんな心はひとつ!みたいな? ギザのピラミッドでは、一番大きな クフ王のピラミッドに入りましたが、 狭い・臭いと言われてあまりに覚悟が 大きすぎたせいか、大したこと無いと 思いながら、結構サクサク進めた。 ただ足が悪い人などは、大変かもしれ ません。屈んで歩く部分も結構あるの で、腰が悪い人も辛いかな。とにかく 混みます。夏なら絶対死ぬね。 ピラミッドも確かにでかいんだけど、 南方面で見た神殿がでっかすぎて、 そんなにインパクトが無い。こちらの スフィンクスも同様で「ああ」って感じ。 行くなら南をオススメします。 アブシンベルでもそうだったけど、ここ ギザにも卒業旅行と思われる日本人 大学生のツアーがたくさん来ていて、 それは楽しそうに「キャッキャ」いうて ましたわ。変な格好の写真ばっか撮っ たり、しょーもない冗談で大笑いしてい るのを見ながら「若いって素晴らしい」 としみじみ。22歳ってあんなだった? 若さを眩しく見つめながらも、一方で 「あの頃の体力は欲しいけど、戻りたい とは思わんなー」とも思う。 20年近くかけて、色んなことを経験し 困難を乗り越え、要らないものを捨て、 ようやく今の自分になれたというのに またあの無駄にエネルギーだけは ありあまり、そのくせ青臭いだけで何も できないと言う恥ずかしい時代には もう戻りたくない。いたたまれない・・・ 定年を迎えて夫婦で旅行に参加中の ご主人の方が「君達、無事に就職は 決まったのかい?」と呟くのが聞こえま したが、40年働き続けて今ようやく自由 を得て、これから社会に出て何十年も 働く彼らに寄せる思いはいかばかりかと。 彼らはまだ社会に出て働くという意味が わかっていないだろう。ホント大変だよ。 砂漠にラクダ というシチュエーションを好んで撮って しまうのは、やはり「アラビアのロレンス」 の影響が大きいのかと思う1枚。 昼食を終え、ツアーのほとんどの人が オプショナルツアーに出かける中、私 たち2人を含む5名が不参加。 そうそうピラミッドばかり見たくないし、 もし疲れてたらホテルで休んだ方が いいと思って申し込みはしなかった。 添乗員さんはこの5名が大丈夫かなと 心配したんだと思うけど、色々話し合い の結果、旅行中色々と楽しくお話してくだ さるKさんご夫婦と、一人で参加のMさん と一緒にカイロの街を散策に行くことに しました。カイロにおいて、私はほとんど 下調べというものをしてこなかったので、便乗させていただく形に。 ホテルから2台のタクシーに分かれて まずはカイロタワーへ。ガイドブックなど にはカイロタワーって書いてあるけど、 アシスタントガイドのアリの言うことには 「現地の人はナイルタワーって呼ぶ」と いうことでした。アリは「この5人、無事 ホテルに戻ってくるかなー」と思ったのか 携帯番号を書いた名刺をくれて「何か 困った事があったら、ここに電話を」と 言ってくれた。困ったことはいくつか あったが、結局電話する事はなかった。 メータータクシーに乗ったのですが、 最初から怪しかった。なんでこっちの道? って感じで、それから延々1時間。地図 で見ると30分もかからないはず。Mさん が「メーターも相場より上がってるし、 ボラれてる?」と言い出した。私達が うるさく言い出したせいか、ようやくタワー 近くまで車は進んだところで、Kさんたち を発見。シートをバンバン叩いて車を止 めさせ窓を開けて「いくら?Kさんたち いくらでしたか?」と聞くと17EP。 メーターは倍近くを示している。Mさんが 20EP札を渡すと運転手が足りないと 騒ぎ出す。「これで十分!ボリすぎや!」 と大声で言い合い無理やり車を降りると タクシーは追ってこなかった。 外国人と思って舐めおって!くそー。 まあ結果的には払わなかったし、運転手 はガソリン代損したということで。 お金の額じゃないのよ。舐められたと いうことが腹立たしいのです。 ナイルタワーもKさんたちが言うには、 入場料をボッてきたので止めとこうという ことになり、その周辺を散策。ちょうど オペラハウスや現代美術館といった文化 施設が集まった公園があり、そこを色々 のぞいてきました。昼下がり現地の人 たちの憩いの場所にもなっている様子。 ヨーロッパの華麗なオペラハウスと比べ るとすごくあっさりとしたオペラハウスで したが、モダンで現代のイスラム建築と いった感じが、私的には結構好きでした。 ホールも半外といった感じで、雨が降ら ないこの国ならでは。出来ればこういった ところで「アイーダ」なんかを観てみたい。 午前中とは一転、ものすごい青空が 広がる中の散策はとても楽しいものに。 ただ街中に誰も外国人観光客がいないの ですよ。大抵白人なんかは、デイパック 背負って歩いているはずなのに誰も。 そのせいか、私達東洋人は目だって いるみたい。何処でもビシビシと視線を 感じるのでした。しかしエジプトの樹木は なぜこんな形に刈り込まれているのか。 よくわかりません。(テーブルみたい) この後も美術館を尋ねたり、ヒルトンに 寄って絵葉書を購入したりと今のカイロを 楽しんだ私達。この調子ならメトロに乗れ そうだと、ガイドさんが「うーん」と言ってい たメトロへGO!。1回の乗車で1EPという 安さ。そして何より日常生活が見れそうで はないかと。なぜかこの入り口は鎖で閉 鎖されてましたが、大学生らしき男性が 別の入り口を教えてくれました。 構内でも路線図を確認していると、 日本語で「何かお手伝いしましょうか?」 と声をかけられました。小さな男の子の 手を引いているカジュアルだけど知的な 雰囲気のお父さん。何でも大分の大学で 修士を取ったということで、懐かしく思い 私達に声を掛けたそうです。 カイロでは大学生やスーツを着た人達が 本当に親切でスマート。国際都市だね。 メトロ内は広くて清潔でした。路線も単純 なので間違えにくく、切符も1種類だけ。 もっとみんな使ってもいいのにと思った。 警察官みたいな人がいて、私達をみて 「女性はあちらに」というゼスチャーで 女性専用車両の乗り口を指差した。 さすがイスラム、終日女性専用車両が あり空いている。痴漢が多いらしいので 女3人はこちらに乗り、おっちゃんたちは 混みこみの車両に。ラッキーです。 現代的な格好をした女子大生は、男性 客で一杯の車両にも乗っていました。 構内の写真を撮ってたら、「ダメダメ」と いうジェスチャー。ここはイカンのだな。 車両内にはベールを被った人達ばっか。 ここでも痛いくらいの視線を浴びるが、 日常の雰囲気を漂わせている女性や 子供達を見ているのは面白い。 子供達に「アッサラーム・アレイコム」と 現地の言葉で挨拶すると、一瞬驚いた 顔をしてそのあとはにかむ笑顔がかわいらしい。こんな子供、今の日本にいない。 ギザ駅で無事降車。その後スーパーを探しながら歩いてホテルに向かう。 添乗員さんが「怖すぎる」と言っていた道の横断も、何度かやってみてコツを掴む。 香港でも同じように無理やり道を横断してたので、ちょっと車線が 増えたくらいじゃなんともない。タイミングと気合です。 補整されていない道を歩いていると、乗り合いバスやタクシーからクラクション。 「乗らないか?」ということらしかったけど、普通の車までクラクションを鳴らしてくる。 どうも私らが珍しいらしい。手を降ると老若男女全てが、笑顔で手を振り替えしてくる。 ホテルに近づくにつれ、またもや雲行きが怪しくなり天空に稲妻。 小走りで歩きながら道端を見ると、稲妻の写メ撮っている人が。多分珍しいのだろう。 ぎりぎりセーフでホテルに到着。丁度ロビーでOPツアーから帰ってきた人たちと遭遇。 お互いの半日を語り合いながら夕食。その後私と数人は、近くのスーパーに向かい 現地の人が買うお菓子やら食料品やらを購入してきたのでした。 【ミチオ日記】 ・夕べ電気のスイッチをきちんと探さなかったので、朝起きて電気をつけようとしても 分からない。「クソッ!どこや電気!分からん」とわめきだす。うるさいので仕方なく ベッドから乗り出しスイッチを捻る。「確認しとかんからやんかー。うるさい」と苦情を 言うも、全く無視して洗面作業に入る。相変わらず勝手である。 ・朝食はパンばっか5種類くらい出たのだが、パウンドケーキが結構美味しくて お互いちょっとご機嫌に。しばし休戦。 ・歯を磨くための水が無いといい、私の飲料用ペットボトルに手を出す。 昨日あんなに水を買っておけといっておいたのに・・・ ・チップ用のドルがもう少ないという。換金しておかなくてもいいのかと、アレほど確認 したというのに・・・「まだまだあるんや」って言ってたやん。 ・ロビーで待機している間にEPに両替を、と勧めるも煙草ばっか吸って行かずじまい。 夕食のビール代がなくて、私が自分の財布から両替することに。 ・クフ王のピラミッド内。行きはスイスイだったが帰り道は人ごみで中々進めず。 待っていても人がどんどん入ってくるので、「強引に進め!」と言うも、変なところで 気が弱いのか、人の波が切れるのを待っている。私以降後ろに続く人たちも イライラし始め、どうしようもなくなったのでミチオほか2名をすっ飛ばし先へ進む。 強引に割り込み進んでいく私に、呆れた様子であったが「ボーっとしてたらいつまで たっても出られんわ!」と振り向きざま言い捨てる。外に出ると案の定かなり遅れて脱出。 ここは日本じゃないっつーの。 ・「午後からどうするんですか」とKさんご夫婦が尋ねたところ 「アレ(私)が何か考えてるでしょう」と言ったらしい。別になんも考えて無い。 というか、どうしたいっていく前から聞いてたのに「どうとでもなる」って言って そのままにしていたのはアンタだ。 ・タクシーにボラれていることが判明し、私達が憤慨して「相場より絶対払わん!」と言うと 「まあそうは言ってもしょうがない。払わんと。」と変なところで聞き分けがいい。 無視する。 ・「お金渡したら、両側のドアからすぐ出ますよ」と打ち合わせ。私左側、Mさん真ん中、 ミチオ右側。あんなに言ってたのにミチオはわざわざ左のドアから這い出てきた。 なんでや・・・ ・ギザ駅からホテルへ向かう1本道。かなりの距離を歩くことになったのだが、 ホテルの住所が分かっているため番地を確認しながら進む。1度歩行者に道が あっていることを確認したのだが、ミチオは不安になったのか「(道)合うてるんか? 間違ってるんじゃないんか?」とうるさい。 だからと言って、誰かに聞きに行くわけでもなく地図を広げるわけでもなし。 これまた無視して進む。 ・お風呂に入ろうと思ったら床がビチャビチャ。シャワーカーテンをバスタブの中に 入れ忘れたらしい。ひとつできるようになったと思ったら、ひとつ忘れる。 しかも私の洗顔料のパックが破られている。確認するとホテルのアメニティーかと 思って手を洗ったと。アホか日本語で書いてあるやろー。 ギリギリの数しか持って来てないと言うのに!とういうことは、これまでのホテル 備え付けのポンプ式ソープの存在を全く知らなかったと?なんてこった。 ・ミチオ、この日トイレを流すタブは押すだけではないという事を知る。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 3月の「1 Day Lesson」のごあんない→イースター・アレンジメント 「花の頒布会」 随時受付中 ・・・ 1回¥2100で自宅用のお花を定期的にご用意します。
by impression-f
| 2010-03-13 14:04
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