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ご注文を受けてから、用途やイメージに合わせてお花を仕入れてお届けする、『完全予約制』のフラワースタジオです。 Impression ホームページ 公式LINE 〒520-2144 滋賀県大津市大萱 1-13-13 深田ビル3F TEL/FAX 077-543-3683 MOBILE 090-8482-2180 info@impression-f.com OPEN 10:30-19:30 LESSON 10:30-21:30 CLOSED 毎月曜・第1・3火曜日 ブログパーツ
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2010年 12月 06日
昨日今日と暖かい1日でした。
昨日は予定通り午後イチで花壇へ。 しばらく放置していたので、一体どう なっているのかと心配してましたが、 意外と大丈夫で拍子抜けするくらい。 先週の暴風雨でイエローセージを 支えていた支柱が数本抜けていた くらい。支柱を建て直し、盛りをとっく に過ぎたコリウスを引き抜き整理。 夏からずっと花芽は上がるが全く咲か なかったダリアが咲いていました。 少しワインがかった、小ぶりの赤白の コケティッシュな子。もっと早く咲いて 欲しかったよ。などと話しかけながら、 枝を剪定して姿勢を整える。 私この剪定作業というものが大好きで、 ブルーセージの株もまだ花がついて いたけど、ジャカジャカ切っていきます。 弱い枝、向きが悪い枝、込み合っている 所。じっくりと見定めながら「これだ」と いう枝を思い切りよく切る。アレンジの を作る時と全く同じです。 太陽の恩恵を受けてる「てんとう虫」。 12月でも結構虫はいて、あちこち虫食い を発見。犯人達は見つけ次第即刻退去 して頂いています。この寒空に極悪非道 と言われて仕方ないですなー。 紅葉した柏葉アジサイ。 初秋に植えた夕霧草。 くるりと巻きつきながら、そのつるを ぐんぐん伸ばしていくワイヤースペード。 強さを取り戻したローズゼラニウム。 やっぱ土いじりは楽しいわ。 部屋の片付けなんかもそうですが、 花壇が少しづつ整理されてくると、 何となく自分の心の中まで整理され てくるような気がします。 心と体の調子が少しづつ整っていく この感じはピアノの調律、そうチュー ニングによく似ている。 一音づつ丁寧に叩いては音を確認し、 弦を締めていく。全体の調和も確かめ ながらゆっくりと時間をかけて。 3歳からピアノを始めさせてもらっとき ながら、全く才能も根気もなくてドロッ プアウトした私ですが、このチューニ ング作業を見るのが大好き。 そんな事を考えながら、この日の作業 終了です。寒いから、忙しいから、日が 短くなったからと理由をつけては、なか なか花壇に行かなかったことを後悔。 肌寒さを感じるようになって、慌てて スタジオに戻って仕事。けどこれが ものすごくサクサクと仕事が片付いて いくんでよねー。 やっぱり気分転換、というかきちんと 自分自身を取り戻す。いや整えるという ことが大切なんだなと思った次第です。 人は自然と深く繋がっているのだという こともね。 おかげで昨日は午後7時過ぎには スタジオを出る事ができました。 「坂の上の雲」見ないと~!」と小声で 叫びながら(?)スーパーに寄って 生ハムとか買いこんで帰宅。 貰い物のスパークリングワインと一緒 に久々のんびりとした夜となりました。 録画が溜まって仕方ないのです。 見ようと思っても時間がなかったり、 眠くてとても見てられなかったりで。 夕べは翌日が定休日なので見放題。 というか見とかないと、録画の残量が 一杯になってしまうので必死です。 ドラマを数本見て、23時になったので 「情熱大陸」にチャンネルを合わせて。 夕べは熊川哲也だった。2回目の登場。 20代から30代にかけてバレエの公演 をかなり見に行っていました。 熊川哲也もまだ彼が英国のロイヤルバ レエ団に所属している時に大阪で見た。 その時からすごい人気で、サインだけで なく握手を求める人、一緒に写真を撮って もらう人、そして感激で泣いちゃう人。 その彼が10年前、自分のカンパニーを 立ち上げて最初の公演を行うという案内 ハガキが届いた時は驚いた。 「ティディー」という愛称で、英国でも人気 が高く、たとえロイヤルを辞めてもどこか 海外の一流カンパニーでソリストとして 活躍すると誰もが思っていた。それが よりによってなぜ日本で? だって日本での「バレエ」の人気も地位も 低くて、それだけで食べていけるダンサー なんてほとんどいなかったのだから。 その後カンパニーを大きくして、お稽古事 でなくプロを目指す子供達のためのスク ールを開くなどといった活動で、彼がやり たかったことが見えてきた。そして納得す るとともに意外にも思えた。 彼はもっと「自分が自分が・・・」といった ダンサーだという印象があったので。 若くして才能に恵まれていたら、それも 仕方ないというような気さえしてたし。 彼がローザンヌ・バレエコンクールに 参加した時の映像は衝撃だった。 人間が本当にこんなに高く飛ぶ事が 出来るのだろうか。 ニジンスキーを初めてみた人の衝撃って こんな感じだったのだろうかと思った。 夕べの映像では、ジュテの高さもピル エットの回転も昔と変わらないように 見えた。驚愕の一言。 そしてもうひとつ、録画しておいたNHKの バレエ公演。ロイヤルバレエ団を今年 退団した吉田都の「ロミオとジュリエット」 こちらも素晴らしかった。 元々シェイクスピアのお国柄、演劇の レベルが格段に高い英国のバレエ団。 パリ・オペラ座バレエ団、NYのABT、 ロシアのボリショイバレエ団など海外の 一流バレエ団の公演は結構見たけれど 全幕ものの公演で一番印象に残っている のはロイヤルの「眠りの森の美女」だ。 「ロミオとジュリエット」でも吉田都の 感情表現に否応なく引き込まれた。 彼女の踊りを見ていると、「パ(バレエの ステップ)のひとつひとつに意味がある」 ということが真実だと実感させてくれる。 彼女が同じ英国のバーミンガム・ロイヤル バレエ団のプリンシパルに昇格した時も かなり話題になった。バレエの本場欧州 で東洋人がプリマなど考えられなかった。 実際ポスターなどで見る彼女は、一緒に 並ぶほかのダンサーたちとはプロポーシ ョンが全く違っていた。彼女自身それは 長い間コンプレックスとなっていたようだ が、ロイヤルの引退公演を見ていると そんなことは全く気にならない。彼女は ジュリエット以外の何者にも見えない。 彼らを見ていて思った事は、 「〇〇だから・・・」といった理由付けや言い訳は、何の意味も持たないのだということ。 上手くいかないとき、理由をつけてどうしようもなかったと言うのは簡単。 みっともなくても言い訳などしないで、這いずりながらでも前に進まないと。 難しいですけどね。 ともあれ、たくさんのいい作品を見て、ちょっと私も充電できたような感じです。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 12月の「1 Day Lesson」のごあんない→お正月アレンジレッスン クリスマスリース・レッスンのごあんない→詳しくはこちら 「花の頒布会」 随時受付中 ・・・ 1回¥2100で自宅用のお花を定期的にご用意します。
by impression-f
| 2010-12-06 18:54
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