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ご注文を受けてから、用途やイメージに合わせてお花を仕入れてお届けする、『完全予約制』のフラワースタジオです。 Impression ホームページ 公式LINE 〒520-2144 滋賀県大津市大萱 1-13-13 深田ビル3F TEL/FAX 077-543-3683 MOBILE 090-8482-2180 info@impression-f.com OPEN 10:30-19:30 LESSON 10:30-21:30 CLOSED 毎月曜・第1・3火曜日 ブログパーツ
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2013年 03月 20日
予報より早く降り始めた雨。 お彼岸のお中日だというのに、これではお墓りが大変。 仕入れの途中にある東山の大谷祖廟では、朝早くから お墓参りに訪れた人たちの姿を見かけましたが正解です。 鴨川沿いの枝垂桜も咲き始め。 例年3月最終週に花は咲き始めるので、今年はやはり早いみたい。 ついでに表紙の方も同じく春ですが少しだけ進んでおります。 「春分」の項、七十二候を見ると「桜の花が咲く頃」とあり、実際に 今年は桜の花が咲き始めているわけで、桜で考えた方がいいの だろうとは思ったのですが、桜という花木は結構難しいのです。 個人的には桜の枝だけを、その枝振りを生かして活けるのが一番 だと思っていて、力のないものが下手に手を加えるのは憚られる。 というわけで桜は回避。 桜が花開く春の日、脳裏にイメージすると必ず浮かんでくる歌 ひさかたの 光のどけき 春の日に 静心(しづごころ)なく 花の散るらむ 紀貫之の有名な春の歌。小倉百人一首に入っているので知る人も 多いかと思うのですが、花を詠むならやはり散り際が儚く美しい。 春分・夏至・秋分・冬至 に関して私のイメージはプリミティブ です。 primitive は原始的・素朴なといった意味。今回は苔朴とひなげしで。 イメージに一番近いのはストラヴィンスキーのバレエ「春の祭典」。 ディオギレフ率いるバレエ・リュスでニジンスキーが振付けた問題作。 あの絡め取られるような生命力と春という季節の残酷さ、頭で観ると 難解だけど感覚で観ると一気に引きずり込まれるようなあの怖さ。 私はこちらの方がぴったり来るのだけど、世の中は春爛漫といった 生命力溢れる華やかな感じの方が感覚的にフィットするのだろうか? 何てことを考えつつ。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ フラワーデザイン 生徒募集中 ・・・ 体験レッスン随時受け付けています。¥3000(材料代のみ)要予約 「花の頒布会」 随時受付中 ・・・ 1回¥2100で自宅用のお花を定期的にご用意します。
by impression-f
| 2013-03-20 18:50
| 花
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