やれる・できるという気持ち

　　　　　今日も日中は半袖でも大丈夫そうな陽気でした。
　　　　　先週の定期装花は白ヤマブキの枝とパープル＆グリーンで。
　　　　　白ヤマブキは初めて使ったのですが、花保ちもよく枝一杯に
　　　　　花が開いた姿は見事なものでした。

　　　　　もう今日あたり花が散り始めるかと思いますが、
　　　　　明日が花の入れ替えなので丁度よかったですね。　　　　　白ヤマブキは花が終わったあとの実がいいんです。
　　　　　もちろん切り枝には実は付きませんが、借りている
　　　　　花園の一角には白ヤマブキがひと株あって毎年
　　　　　その枝が実を付けるのを楽しみにしています。　　　　　昨日は弓の稽古日で、汗掻きながら弓を引いてきました。
　　　　　何だかぼんやりとしていて、いまひとつやる気が出ない上に
　　　　　前日に草むしりに熱中したためひどい腰痛が出てまして。

　　　　　お婆さんみたいに腰を丸めながら「イタタ・・・」連発。
　　　　　相変わらずパッとしない弓ですが、昨日はある先生から
　　　　　「弓が弱すぎるんやないか？」と指摘を受けました。　　　　　自分では10キロから11キロに再度上げたところで、
　　　　　決して弱いとは思ってないのだけど、先週も他の人から
　　　　　同じような指摘を受けたため、「う～ん」と複雑な顔を
　　　　　していたら、その先生から「僕の弓一回引いてみ」と
　　　　　竹弓を渡され「えーっ！怖い！」とビビってしまいました。

　　　　　その方は怪我をされてから弱い弓しか引けなくなり、
　　　　　渡された竹弓も14．5キロ（伸寸）程度のもの。
　　　　　でも伝統工芸士の銘入りです。ただでさえ高価で扱いの
　　　　　難しい竹弓。カーボン弓でさえ人には触らせないもの。
　　　　　壊したら絶対弁償できないし、上手く使えるとも思えない。

　　　　　「大丈夫や!思い切って行け！」と言われてビビりながらも
　　　　　初めて竹弓を引いてみましたが、やっぱ軽いし粘りが違う。
　　　　　もちろん上手くは引けませんが、思っていたよりは引ける。
　　　　　うーん・・・確かにもう少し強い弓で練習した方がいいの？

　　　　　大切な弓を貸していただいて「ありがとうございます」と
　　　　　深々頭を下げる私に掛けられたのはこんな言葉。

　　　　　「あんたに足りんのは『出来る！』という気持ちや」
　　　　　「もっと強気でいかなアカン」

　　　　　あぁ、そうかも。

　　　　　心のどこかで「私筋力ないし、運動苦手だしそんな強い弓
　　　　　引けるわけない。体が上手く使えないのも仕方ないなー」
　　　　　と思っていたような気がします。
　　　　　自分で知らず知らずのうちにリミッターかけてたのかなー。

　　　　　まあやる気だけですぐ結果が出るわけではありませんが、
　　　　　何でもまずは気持ちから。
　　　　　仕事でも気が付かないうちに「無理！」と思い込んでる事が
　　　　　結構あるのかも。もうちょっと強気で行かにゃいかんなー。

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