鋏を入れる覚悟

　　　　　昨日あたりから梅雨らしいお天気が戻ってきました。

　　　　　本日定休日ですが、先月末から毎週月曜日は歯科通いです。
　　　　　キャラメルで詰め物が取れたのがきっかけですが、
　　　　　何となく虫歯もあるような感じなので診てもらったら
　　　　　やはり初期の虫歯が２本あるということでした。

　　　　　前に通っていた歯科はいまひとつ信用できない感じだったので
　　　　　色々とチェックが厳しくて且つナースの知り合いから「いいよ」と
　　　　　紹介してもらった所に通っていますが、今の所いい感じです。　　　　　空き時間が出来ると仕事の残りの花材で色々と試作しています。
　　　　　画像は紫陽花で色んなパターンをやってみたものですが、
　　　　　まだ透明ガラス花器やコンポート型の金属器でももっと
　　　　　試してみようと思ってます。

　　　　　あと満開の芍薬もこの際だから遊んでみようと思ってます。
　　　　　花が残っていないとこういうことも中々出来ませんから。

　　　　　当たり前ですが花は生ものなので、イマイチ上手くいかずとも
　　　　　「明日またやってみよう」という訳にもいかず、上手くいっても
　　　　　その状態をずっと保っておく事も出来ず、同じように作って
　　　　　みようとしても同じ状態の花材は手に入らない訳であります。
　　　　　そういう意味では花との出会いもまた「一期一会」。

　　　　　定期装花でもギフトでも「この花を活けるのはこれが最後」
　　　　　と覚悟を決めてその花一本・一枝に鋏を入れる訳です。
　　　　　「とりあえず・・・」って言うのは今ではもうほとんどありません。

　　　　　もちろん「えい、やぁー！」と気合を入れたとしても毎回納得行く
　　　　　訳ではありませんから、普段の基礎トレーニングと実験が必要。
　　　　　しかし相手は生き物。簡単に「腕慣らし」とは言いたくない。

　　　　　試作をどれだけ重ねても、悲惨な結果に終わった時なんか
　　　　　「ごめんねぇ・・・」という気分で一杯だし倒れこみたくなる。
　　　　　わー勿体無いことしたー！って。

　　　　　出来ればいいフィニッシュをお互い迎えたい。
　　　　　今月末には第１回の「研究会」があるので、フレームを
　　　　　作り始めないといけないのだけど、悲惨な結果に終わらない
　　　　　ようにそろそろ気合を入れないといけないなと思ってます。　

　　　　　私の予想では他の人たちもまだ手つかずだとは思うけど・・・
　　　　　私のが一番貧相だったら嫌だから、ちょっと本気だそう。
　　　　　出来るだけ綺麗なのじゃなくて攻めてるやつを。　　　　

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