夏対策

　　　　　街行く人全ての眉間に「八」の字。

　　　　　言いたかないけど漏れてしまう「暑い・・・」の言葉。
　　　　　今日は朝から定期装花で大津から守山まで走り回ってました。
　　　　　もちろん車で。

　　　　　全てを終えての帰り道、大丈夫かなと花園に寄ってみましたが、
　　　　　さすが地植え。少ししんなりしている子もいましたが皆元気！
　　　　　丁度いいやと花園の東屋でお昼ごはんのオムライスを。

　　　　　クーラーの効いた事務所の中で食べることも出来るんだけど、
　　　　　もうこうなったら「思いっきり暑さを感じてやろう」と思って。

　　　　　360度ぐるりとパノラマで囲んでくる入道雲が青空に映える。
　　　　　花園のあちこちに咲く花もアメジストセージなど夏の花。
　　　　　花の色がパッと目に飛び込んで、いっかな馴染んでこないわ
　　　　　花のフォルムがくっきり見えるわで本当に夏になっちゃったと。

　　　　　季節が進み、夏が終わりを迎えるころには光のコントラストが
　　　　　強くなり、確かに色は認識できるのに世界全体が白くなった
　　　　　ような感覚に・・・　　　　想像するだけで気が遠くなるな。

　　　　　出回り始めたボンベイケイトウ。
　　　　　グリーンも良いけどこのピンク、かなり好きです。
　　　　　年々サイズも使いやすくなってきたような気がします。
　　　　　こちらは佐賀県の明日香園さんのもの。　　　　　　そもそも水曜日はトルコギキョウを買うかと思いながら
　　　　　出掛けたはずなのに何故かトルコは買ってない。

　　　　　まあ良くあることですが。

　　　　　ケイトウ見たらそっちが欲しくなっちゃった。
　　　　　そしてベロニカを買おうかと思ってたら珍しくこんなのがあったので。

　　　　　くがい草
　　　　　茎に輪生する葉が層になってつくので、九蓋草、九階草の名が
　　　　　あるそうです。花の形はベロニカに似てるけど葉が違う。
　　　　　山地や草地に自生していることが多いので、ベロニカよりもっと
　　　　　野手に富んでる感じがして涼しげです。

　　　　　京都の樹下さんという方が出されてます。
　　　　　スノーボールや雪柳などで賞をよく取られてるみたいですね。
　　　　　市場にはJAといった団体からだけでなく個人が出荷した花も出ます。
　　　　　特定の花材なんかだと生産者さんの名前がもうすでにブランドと
　　　　　言ってもいいくらいの方もおられます。そこまでになるのが難しい。
　　　　　　　　　　粟もふわふわのグリーンが綺麗です。
　　　　　ヒペリカムはマジカルピンク。
　　　　　今の時期のヒペリカムはまだ茎がフレッシュというか、木質化して
　　　　　いないので水揚げしていても何だか不思議な感じがしてしまいます。

　　　　　周年出回るヒペリカムですが、やはり1年通してみると綺麗な時と
　　　　　葉っぱも実もちょっとなという時とがあって、きちんと見極めないと
　　　　　いかんなと思いますね。秋の紅葉したヒペリカムもかなりいい感じ
　　　　　なので、京都でももっと取扱量を増やして欲しいなと思います。

　　　　　夏に向けて体も作っていかないと駄目なんだけど、こう暑い日が
　　　　　続くとどうしても肉には目がいかず、素麺ばっかり見てしまう。
　　　　　1年ぶりに素麺もいいなー。でもお腹すぐに空いちゃうんだよなー。
　　　　　こればっか食べてるとバテちゃうし。

　　　　　まだ6月も半分だというのに、夏対策みたいなことを考えないと
　　　　　いけない現状がかなり辛いですね。今夜はちゃんと寝られるかな。
　　　　　皆様もこの暑さにやられないように気を付けて下さい。

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「6月の 1 Day Lesson」のごあんない・・・ 初夏のキャンドルアレンジメント

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