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ご注文を受けてから、用途やイメージに合わせてお花を仕入れてお届けする、『完全予約制』のフラワースタジオです。 Impression ホームページ 公式LINE ![]() 〒520-2144 滋賀県大津市大萱 1-13-13 深田ビル3F TEL/FAX 077-543-3683 MOBILE 090-8482-2180 info@impression-f.com OPEN 10:30-19:30 LESSON 10:30-21:30 CLOSED 毎月曜・第1・3火曜日 ブログパーツ
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2013年 06月 30日
![]() オレンジ色ともブラウンともゴールドとも違う不思議な色。 敢えて例えるなら明るいレンガ色とでもいいましょうか・・・ 一束しかなかったので、これは絶対取られたくないと抱え込む。 ボンベイ系と呼ばれるこちらのケイトウはとにかく色が豊富です。 グリーンやシルバーピンクといったクール系からネオンカラー、 渋い系までそれはもう!全色そろえたくなる美しさです。 「脳みそみたい」とケイトウを敬遠される方でも、豪華なフリルと 綺麗に扇形に展開した姿なら大丈夫という場合も結構あるね。 ちなみに脳みそみたいな丸いのが「久留米系」と呼ばれています。 赤・黄・オレンジ・ピンクがあります。 箒みたいな形のが「槍けいとう」 美しい葉っぱを楽しむ「葉けいとう」 「紐けいとう」と呼ばれるアマランサスもケイトウの一種。 渥美半島で花を生産されているシーサイド片山知生さん作です。 ダリアで有名な生産者さんですが、仲卸さんから教えてもらった 話によると、田圃では普通の倍の間隔で株を育てているそうです。 つまり同じ面積でも他の生産者さんの2分の1しか取れない計算。 効率としては悪いけど、十分に間隔をあけて育てた苗は全ての葉に 光が当たることで光合成を促進、根の張りもいいし強い株に育つと。 力のある株から育った花は病気にも強く、生き生きとして美しい。 ダリアに関しては指名買いという人も多いくらい信頼されている 生産者さんの一人。お値段が高めでも安心できる品質は重要です。 有名な生産者さんは何年もかけてこの信用を勝ち取ってきた。 頭が下がります。大切に使わなければなりません。 ![]() 6月頭くらいから出回り始めていましたが、実がまだ小さくグリーンの まま駄目になってしまいそうだったり、葉が汚かったりといった感じで 大好きだけど頒布会には使えないなー・・・ と思っていたこの枝ものですが、いよいよ時期が来たみたいです。 実の透明感が違います。 本当に宝石以上に宝石みたい。 とりあえず今回はギフトに使いたいと一枝だけ。 次回の頒布会でまだいい物があったら入れたいなと思ってます。 ![]() 上伊那郡辰野町で20年以上前に発見されたグリーンのユリです。 鉄砲ユリの変種だそうですが、未だに良く分からないことも多いという このユリは、雄しべと雌しべが絡まってひとつになっており花粉が無く 受粉が出来ません。球根でしか増やせないといこともネックとなって なかなか流通量が増えないので、とにかく結構なお値段です。 ただもうね、この独特のフォルムがたまらないんですよ。 数年前に「試験品」と張り紙されて売られていたものを購入してみた時、 このブログにそのことを書いたら、上伊那の職員さんがお礼のコメントを 書いてくださったことがありました。 おそらくこのユリの評判が気になって検索してたんでしょうねー。 ケイトウでもユリでもトルコギキョウでも、開発・育成秘話みたいなのを お聞きするとそこに惹かれて買ってしまいます。 そういうものはもちろん品物も素晴らしいので満足なのですが、 ストーリーがあるって大切です。心も満足する感じですかね。 まあちょっと熱入り過ぎちゃって、自分の手柄でもないのに語っちゃう のがちょっとうざいんじゃないかとも思うんですけど、そのうざさに 捕まってか、日本画家の定家さんにもお買い上げ頂きました。 ブログで行商人のように花を広げてるところが紹介されてますが、 もう少しプレゼン?方法考えないと。スマートとはいえない状況だわ。 しかし興味深かったのは定家さんの花の選び方。 目を眇めるようにしてじっと見つめるのです。ひたすら「じ~っ」と。 ああ、絵に描いたときにどうなるのかイメージしてるのかなと思い おしゃべりを封印して出来るだけ気配を消そうとするけど上手く行かない。 フィルターを通すのか、脳内で変換するのか・・・ どんな感じなんだろうと想像するも、もちろん分からない。 私も市場でジーっと花を見つめてることが多いみたいで、仲卸スタッフの 方々からは「ものすごい、考え込んでるねー」と言われてしまうのだけど、 そういや他の人は私ほどじゃないみたいです。 私は行きつ戻りつ、仲卸エリアの移動も激しいし。 そういう時は頭の中で花を挿したり組み上げてたりする。 器はあれ使って・・・ あの器だとこっちの方がいいのか・・・なんて具合に。 何パターンもの組み合わせを考えるので、無言で固まってることが多い。 ちょっとしか買わないのに、というかちょっとしか買わないからど真剣。 定家さんも望みのフォルムのお花を選んで持ち帰って下さいましたが、 同じ花でも「こっちの方が好き・いい感じ」というのがありますよね。 「飾るのが好きな花と、絵に描きたい花は違うんです」というのも なるほど・・・と思わせる言葉。 でも「変わったアンスリュームあります」というメールをご覧になって、 「これ着てきました」と 鮮やかなアンスリューム柄のトップスを着て 来られるウィットとサービス精神のある愛らしい人です。 私にこの可愛らしさは無いな・・・と改めて実感。 いつもとは違う視点からの花談義、私も大変楽しく過ごさせて頂きました。 さて今日は「研究会」 久しぶりに自分の花を人に批評してもらう。 もう・・・何年ぶりかなー、そういうの。 びしびし打たれてきます。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 「7月の 1 Day Lesson」のごあんない・・・ 季節を束ねる:夏の花束 「花の頒布会」 随時受付中 ・・・ 1回¥2100で自宅用のお花を定期的にご用意します。
by impression-f
| 2013-06-30 08:37
| 花
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