10月前半の頒布会

　　　　　秋とは名ばかりのあまりに過酷な蒸し暑さから一転、
　　　　　心地よい風が吹く10月前半の頒布会。
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　　　　　ピンクッション：ソレイユ　　　　　　　　　　　　　　1
　　　　　ケイトウ：ボンベイマロン　　　　　　　 　　　　　　2
　　　　　スタンダードカーネーション　　　　　　　　　　 　2
　　　　　フウセントウワタ　　　　　　　　　　　　　　　　　　1
　　　　　ソリダスター：ゴールドエンゼル　　　　　　　　　1
　　　　　ツルウメモドキ　　　　　　　　　　　　　　　　　　適宜
　　　　　-------------------------------------------------　　　　　3回続けてのボンベイケイトウ。
　　　　　まさに一人「ケイトウ祭り」状態なのですが、今回のボンベイケイトウは
　　　　　ウェーブの細かさが違います！細かい！レース針で編んだみたいです。

　　　　　この超絶的なウェーブがナチュラルなものとは・・・数年前に初めて
　　　　　目にした時は声も出ず、一瞬息も止まってしまったくらいです。
　　　　　毎年ケイトウの出荷がピークを過ぎた頃、ちょっと飽きてきたかなぁ・・・
　　　　　と思った頃に出てくるので、今まで買う機会を得ず。

　　　　　頒布会ではお馴染みのピンクッション：ソレイユ、明るい黄色のソリダスター
　　　　　そしてツルウメモドキとオレンジ＆イエローといった秋色に少しグリーンが
　　　　　入るとアクセントになって活けやすくなります。

　　　　　グリーンも今回はブラウンがかったフウセントウワタで、秋の雰囲気。
　　　　　ツルウメモドキは水に入れなくても大丈夫なので、普段花活けに
　　　　　使えないような、陶器や篭にもあしらって頂けます。

　　　　　周年出回っている感のあるソリダスターですが、秋色の花と合わせると
　　　　　いい味出します。ソリダゴと違って分枝が長く小分けにして飾ることも
　　　　　可能です。見慣れた花も個性的な花と合わせることで表情を変えます。　　　　　こちらは先週使ったリンドウを活け直したもの。

　　　　　丁度1本使いました。
　　　　　切り分けて小さめのアンスリュームの葉3枚と一緒に、
　　　　　余った小さな給水フォームに挿しています。
　　　　　花代しめて350円也。

　　　　　自宅で花を楽しむことは、思ったほどお金がかかるものではありません。
　　　　　少しのコツで、毎日季節の花を楽しむことが出来ます。

　　　　　例えば葉物1種類と花1種類と数を絞ること。　
　　　　　色とテクスチャーのミスマッチが防げます。

　　　　　器は口の小さいものを使うこと。
　　　　　1輪でも形が決まりやすい。
　　　　　上で使っている器のように、器のフォルムが薄いと使いやすいです。
　　　　　使わない場合でも収納場所に困りませんしね。

　　　　　器には絵柄が入ったものより質感や色に表情があるものを選ぶ方が
　　　　　花が映えます。ひと刷け釉薬がかかっているようなものもいいですね。
　　　　　後はとにかく活けてみること。

　　　　　活けてみて「しっくりこないなぁ～」と思ったとしてもいいのです。
　　　　　その器に何でも活けてみることで、どんな花や色と相性がいいのか
　　　　　自然と分かってきます。

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「10月の 1 Day Lesson」のごあんない・・・季節を束ねる　秋の花束

「花の頒布会」　 随時受付中　・・・　1回￥2100で自宅用のお花を定期的にご用意します。