マム・マム・マム

　　　　　いよいよモミの木が登場しました。

　　　　　今日の仲卸エリア。
　　　　　オレゴン産モミ以外にも黄金ヒバ（孔雀ヒバ）やヒムロ杉、
　　　　　リースに使う松ぼっくりなども袋に入って並んでいます。

　　　　　早いところでは今週からリース・レッスンが始めているようで
　　　　　いよいよ来たなと言う感じ。来週はもっと色々材料が並ぶでしょう。

　　　　　うちは来週からなので、思わず手が出そうになるところを
　　　　　ぐっと押さえて、サンキライだけひと箱買ってきました。

　　　　　クリスマスが近づくほど、花材は値段が上がります。
　　　　　サンキライは早くから買っておいても色が変わらないので
　　　　　出来るだけ安いうちに仕入れちゃいます。

　　　　　しかもどんどん真っ赤っ赤のものになっていくので、
　　　　　今日仕入れたような淡い色合いの実が混じっているものは
　　　　　珍しく、こりゃ今のうちだわと慌てて箱を担いで棚へGo。　　　　　今日の目的はマム。

　　　　　途中、そろそろ終わりのリンドウや紅葉ヒペリカムなんかに
　　　　　思わず手が出そうになりましたが、初志貫徹で。

　　　　　大輪系には心惹かれるものがなかったので、スプレーばかり。
　　　　　こちらは「嵯峨の錦」というスプレータイプの嵯峨菊。　

　　　　　嵯峨菊、肥後菊、伊勢菊は「古典三菊」と呼ばれる中輪の菊。
　　　　　嵯峨菊は文字通り京都の嵯峨で栽培されていた品種で、
　　　　　糸のように細い管弁が特徴です。咲くのも遅めの１１月。　
　　　　　ちなみに今回仕入れてきたこの菊は、京都じゃなくて愛知県産。　

　　　　　一見くしゃくしゃに見えるので、苦手な人もいるかもしれませんが
　　　　　とっても個性的で、ほかのマムと合わせるとこの管弁が映えます。　　　　　あと二つもスプレー。

　　　　　大好きなオレンジ色のマムはエリートオレンジ。
　　　　　そして落ち着いた中にも華やかな赤色のポンポン咲きは
　　　　　レクシーレッド。どちらもやはり愛知県産です。

　　　　　愛知県は花の一大生産地で、とりわけマムはこちらのものが
　　　　　出ていない日はないのではないでしょうか？
　　　　　愛知県＝マム　ってくらい脳内で直結してます。　　　　　

　　　　　本当はこれから年末にかけて、大輪からスプレーまで
　　　　　色んな色と形のマムが欲しいのだけど、ここ数年は
　　　　　年末が近づくにつれて珍しいマムは入ってきません。

　　　　　東京か？都会に全部流れとるんか？
　　　　　都会は引き合いが強いので、値段も地方と比べて高値が
　　　　　付くのである意味仕方ない。生産者さんも暑い日も寒い日も
　　　　　丹精込めた花を安く売りたくはないのでしょうから。

　　　　　でもやっぱ少しはこちらにも～

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「11月の 1 Day Lesson」のごあんない・・・1）ゆらゆら揺れる 吊り下げタイプのクリスマスガーランド
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　2）姫りんごたっぷりのクリスマスアレンジメント　〆切11月20日

クリスマスリース・レッスン 2013　 　・・・　オレゴン産モミの木、ヒバなどのフレッシュグリーンとたっぷりの
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 実物を使ったクラシックスタイルの巻リースです。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 11月22日～12月7日

「花の頒布会」　 随時受付中　・・・　1回￥2100で自宅用のお花を定期的にご用意します。