自分を取り戻しつつあります

　　　　　シャクヤク　限定発売　なかなかの人気ぶり。
　　　　　「シャクヤク好き」は結構いるとは思ってたけどやっぱりな。

　　　　　買おうかどうしようか迷ってる方、この企画6月前半くらいまでは
　　　　　やってるので、慌てる必要はございません。ゆっくり考えてください。

　　　　　さてこちらは毎月頼まれているバラの花。
　　　　　毎月ワタクシ・セレクトでご用意していますが、
　　　　　今回は　「ラ・カンパネラ」　という品種。　　　　　完全に花開くとこうなります。（画像はラ・カンパネラ・ピーチ）

　　　　　一見バラに見えないですよね。
　　　　　初めて現物を見たのは2007年くらいだったか・・・衝撃でした。
　　　　　しかも柔らかそうに見えて、この花弁かなり硬い！
　　　　　なので花保ち抜群なのです。

　　　　　ジャパンフラワーセレクション2006-2007　では
　　　　　切花部門で第1回フラワー・オブ・ザ・イヤーを受賞しています。
　　　　　最初に出た時には1本1500円で都会で売られてたと聞きましたが、
　　　　　毎年新品種が出てもこれほどの値が付くことは珍しい。
　　　　　それくらい衝撃的だったのです。　　　　　現在はさすがにお値段はこなれておりますが、実を言うと今回は
　　　　　お客様もびっくり！大変お得なお値段で手に入りました。

　　　　　この「ラ・カンパネラ」、「オークランド」（上の画像）というアプリコット
　　　　　オレンジ色の大輪バラの枝変わり。「オークランド」もなかなかいい
　　　　　バラでして、ウチでもブライダルブーケに使ったこともあります。

　　　　　「オークランド」の名の通り、ニュージーランドにあるフランコローズ社が
　　　　　作ったバラですが、枝変わりを見つけたのは日本の生産者だそうです。
　　　　　見つけたのは日本人でも元の「オークランド」のパテントはフランコ社が
　　　　　持っているので、この「ラ・カンパネラ」もフランコローズが育成権を持つ。

　　　　　品種開発にはお金と時間がかかるので、新しい品種は必ず登録され
　　　　　他の人が勝手に商用目的に育てたり増やすことは許されません。
　　　　　開発した会社は苗や種を生産者に販売することでパテント収入を得ます。
　　　　　今や個人の育種家が新品種を作るのではなく、企業が計画的に
　　　　　開発・生産・販売を行う時代となっているのです。

　　　　　こういった仕組みを知るまでは、私の頭の中では「新品種開発」というと
　　　　　庭で優雅にバラの花粉を筆でパフパフしてるイメージでした。　　　　　さて、いいお天気だった本日。
　　　　　今だ！と花園に行って来ました。

　　　　　先日の雨で地面が柔らかくなっているうちに草引きをしなければ。

　　　　　2週間来なかったうちに色んなものが成長していて、しかも花盛り。
　　　　　春の初めまでは一見手入れの悪い花園にしか見えない（そこは否定しない）
　　　　　ウチのスペースですが、今から秋の初めまで素晴らしい庭となります。
　　　　　自分で言ってて若干面映いのですが、この花園で（今は）一番素晴らしいと思う。

　　　　　極寒の1～3月までの間に、鼻たらしながら堆肥の漉き込みに始まり
　　　　　剪定・誘引・株分けをした甲斐があったというものです。
　　　　　この時のためだけに頑張っとるのです。　　　　　本日の作業を終えて、東屋で一服しているとどこからか猫がやって来た。
　　　　　大きさからして今年生まれたと思われる若い猫。

　　　　　ボサボサの毛並み、喧嘩の傷かあちこち小さなハゲがあるので
　　　　　野良なんだろうなぁ・・・　と思ってるうちにちゃっかりお隣に。　　　　　少し頭の辺りを掻いてあげると、ゴロゴロのどを鳴らす猫。

　　　　　猫がのどを鳴らす音って、本当に心地よさそうで羨ましい。
　　　　　でも一応ノミがいないことは確認する。
　　　　　構うのを止めてスケジュール調整なんかをやり始めると・・・
　　　　　もっと構えとテーブルに乗ってきた。

　　　　　近い、近いよ！　　　　　あっ、ちょっと人の手帳を踏むでない！　　　　　仕事できないように手帳の上に寝転びおった。

　　　　　退く様子がないので、取りとめもない話をしながらマッサージして遊ぶ。　　　　　寝ちゃったよ。

　　　　　「雰囲気が怖くて近寄れない」と過去に何度も言われた私ですが、
　　　　　なぜか昔から動物はよく近寄って来る。

　　　　　動物にはモテます。

　　　　　気持ちよさそうに寝てる猫を撫でながら、花園を飛び交う蝶の数を数えて
　　　　　いたけどすぐに止めちゃった。数え切れないくらいいるんだもの。
　　　　　モンシロチョウにモンキチョウ。タテアゲハにキアゲハ・・・

　　　　　と目で追っていたら・・・
　　　　
　　　　　あっ、カラスアゲハ！
　　　　　もう何年も見てなかったけど、なんか嬉しい。

　　　　　で、結局小一時間ほど遊んで猫はどこかへ去っていきました。
　　　　　違う種族とのひと時の邂逅。
　　　　　心が通い合ったということもなく、でもお互い癒された感はあり。
　　　　　野良猫も人恋しいときがあるのでしょう。

　　　　　腰の調子も良くなったし、ようやく自分が戻ってきた感じです。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「シャクヤク　限定販売」・・・　今が最も美しい「シャクヤク」を1束（10本）￥3,000でご用意します。

「花の頒布会」　 随時受付中　・・・　1回￥2160で定期的にご自宅用のお花をご用意。

フラワーデザイン　生徒募集中　・・・　体験レッスン随時受け付けています。(材料代のみ)要予約