シャクヤク 限定販売 来週で終了します

　　　　　ご注文いただいているシャクヤクたち。
　　　　　今回は濃い目のピンクもオーダー入りました。
　　　　　右側が「富士」デコラティブな咲き方のシャクヤク。
　　　　　そして左は「サラベルナール」

　　　　　今週に入ってさらにお値段が下がり、今週末お渡しする分はどれも
　　　　　￥2,000/束とさせて頂いております。来週はもう少し下がるかなー。

　　　　　シャクヤクもそろそろ終盤。お値段も日に日に安くなっていきますが
　　　　　それでも一部の稀少品種はそれなりにします。
　　　　　なので一応下がるんじゃないかなという控えめな表現で。

　　　　　しかし、今日市場でシャクヤクを選びながらもう終わりだなぁ・・・と。
　　　　　おそらくもう少し出回るかと思いますが、ウチはそろそろ終了で。
　　　　　本当は今週いっぱいで終わろうかと思ったけど、今日思い立って
　　　　　今週で終わるというのも何なので、一応来週一杯で終了ということに。

　　　　　実際入荷量も少しずつ減ってきてますし、品種も限定されてきた。
　　　　　花も小さくなってくるので、いいものを選ぶのも大変。
　　　　　そして何と言ってもこの暑さ。
　　　　　パカパカ咲いちゃうので、せっかくの花を長く楽しめなくなります。
　　　　　シャクヤクは完全開花すると後は早いですからねー。　　　　　5月に入ってお客様から注文を受けていた「バイカウツギ」
　　　　　四国産のものは4月が出荷ピークで、その後はなかなか綺麗な
　　　　　ものが出なくて、ここ2週間くらいはピタリと出荷がなく・・・

　　　　　ヤキモキしていましたが、今週ようやく手に入りました。
　　　　　なかなか出てこないので中卸さんに相談すると、四国のものが
　　　　　終わった後、少しブランクがあって静岡産のものが出てくるはずと。　　　　　注文してくださったお客様、頒布会に入っていたこの枝物に心惹かれ、
　　　　　来年も絶対欲しいと思っていたそうですが、気がついたら早5月。
　　　　　慌ててご相談いただいたのですが、結構待っていただく事になりました。

　　　　　取りに来られて、花を見た瞬間「キャァ～！！！」って。
　　　　　あれは絶叫と言ってもいいと思うのですが、この喜び方を
　　　　　生産者さんが見たらさぞや嬉しいだろうなと思ってしまった。

　　　　　このお客様、頒布会を始めてから今まであまり興味のなかった
　　　　　実物にも魅力を感じ始め、カラーのピカソも大好きだそうです。　　　　　他の頒布会のお客様からも　

　　　　　「こんな色の花もあるのかと！」
　　　　　「今回の実もの、トマトの赤ちゃんみたいで可愛らしい」

　　　　　などといった細やかな感想を頂いていますが、結構多いのが先ほどにもあった

　　　　　「今までそれほど好きでも無かったけど、飾って眺めていたら結構
　　　　　いいなと思って・・・　で、しばらくしてめっちゃいいなと思って、
　　　　　今は気になって仕方ないです」

　　　　　みたいな。
　　　　　あと家族の花の嗜好が分かって、結構以外だったとか聞きますね。

　　　　　花木との新しい出会いをセッティングすることが頒布会の目的でした。
　　　　　一目見ただけでは分からない種類の花の魅力。
　　　　　組み合わせで見飽きたと思っていた花も違う表情を魅せること。
　　　　　花を飾ることで、暮らし方に変化が出ること。

　　　　　ずっとそれを伝えたかった。
　　　　　何度言葉を繰り返してみても、返ってくるのは一見賛同する
　　　　　ように見えて、結局のところはやんわりとした拒絶という日々。

　　　　　結局言葉ではなく、実際に感じてもらないと始まらないのか・・・
　　　　　そう思って始めた頒布会ですが、最初の数年は手応えの無い
　　　　　日々が続き、意味あんのかと思うこともしばしば。

　　　　　やっと今、手応えを感じ始めています。
　　　　　頒布会の目的は、頒布会のお客様を増やすことではなくて
　　　　　多くの人が自分で花を選び、自然と暮らしの中に組み入れる
　　　　　ことができるようになることなのです。あくまでその取っ掛かり。

　　　　　今日シャクヤクを取りに来られたお客様。
　　　　　このシャクヤクを活けるために、今回花瓶を買われたそうです。
　　　　　どれがいいか、店頭ですんごく悩んだそうで、
　　　　　「変な人と思われたかも～」と笑っておられましたが、
　　　　　頒布会のお客様たちが「この間の、こんな花器にこんな風に
　　　　　活けてみたんです」と楽しそうに話される姿を見るのはホント嬉しい。

　　　　　もう少し余裕があれば、頒布会の花をこんな風にも活けられますよ
　　　　　みたいな提案も画像でアップできればいいのですが、なかなか・・・

　　　　　先週の定期装花で使ったアンティークアジサイの折れてた部分が
　　　　　勿体ないので、小さなガラス花器に入れて水を張り中へポン。
　　　　　しばらくそれだけで飾ってましたが、花園のクレマチス「白万重」を
　　　　　一枝切ってきて活けてみました。

　　　　　アジサイが花留めになるので、一輪でも上手く活けられますよ。
　　　　　これからの季節、葉物は水も濁りにくいのでこういった使い方も
　　　　　面白いんじゃないかと思います。

　　　　　皆さんからも面白いアイディアがあれば、是非教えてください。

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