Hollyday in Hokkaido vol.2

終い梅雨のような天気が続きますね。
気温が低いのはありがたいけど
やっぱり湿度が高くて、不快感あり。

さて、北海道の夏と言えばやっぱりコレ！って感じ？
ラベンダーです。
知らない人が多くてビックリしたのですが、
北海道には梅雨が無いのですよ。
だから、高温多湿に弱いヨーロッパの植物なんかも
夏を迎えても枯れずに咲くのです。色も鮮やか。
普通のお宅や道端にラベンダーのこんもりした株が
たくさん植わっています。
続いて北海道といってイメージする植物、白樺。
峠など山や林の中に自生してますが、細い白樺並木のイメージとは異なり、かなり大きいし太いです。
写真はイメージっぽいものを撮ってきました。
でも、さくらんぼ畑の近くなので人の手が入ってるから
こんな綺麗に並んでるんだと思うなー・・・

今回、ディスプレイ用に白樺が欲しかったので、車にはのこぎりやらナタやら積んでいき、いい感じのものをいただいてきました。目下どういう風に使うか思案中。
水分が多いのか、枝についてきた葉がまだ瑞々しい。昔白樺から取った水が売られてるのを見ましたが、ほんのり甘いそうです。

お次はナナカマド。
意外なことに北海道で一番目にするのはこの木。
街路樹から公園、個人の庭まで
それはそれはたくさん植わっているのです。
そして青い実はたわわに実り、
場所によっては紅葉が始まっています。
秋になると市場には綺麗に紅葉したナナカマドが
入荷してきますが、北海道ではお盆すぎには、
まっ赤です。

そう、北の夏はとても短いのです。
そして、コニファー類。
植物だけ見てると、ヨーロッパのラインナップみたい。
ハマナスの花も満開で、青いながらローズヒップも。
持って行ったナタは、思わぬところで役立ちました。
こちらはやはり気候のせいか、イタドリが良く育つんですよ。はっきり言って巨大すぎ。
ドイツやベルギーのフラワー雑誌を見ていてずーっと「どこでこんな大きなイタドリ手に入れるんや？」と思ってたらこんなところに！
それも野っぱら、取り放題ですわ。
「なんでこんなモン・・・」という父をむりやり手伝わせ採取。というか伐採？太すぎてナタじゃないと切れなくて、ふりまわしていた私はまさに八墓村。

そういえば、食べ物のことがまだでした。
次回は食べ物で。って、どうでもいい人は飛ばしてください。