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ご注文を受けてから、用途やイメージに合わせてお花を仕入れてお届けする、『完全予約制』のフラワースタジオです。 Impression ホームページ 公式LINE ![]() 〒520-2144 滋賀県大津市大萱 1-13-13 深田ビル3F TEL/FAX 077-543-3683 MOBILE 090-8482-2180 info@impression-f.com OPEN 10:30-19:30 LESSON 10:30-21:30 CLOSED 毎月曜・第1・3火曜日 ブログパーツ
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2007年 09月 23日
![]() 昨日「観月祭」と書いてしまいましたが 正しくは「石山寺 秋月祭」 来年、源氏物語生誕1000年を迎えるそうで 999年目の今年、プレイベントとして行なわれた 特別イベントだそうです。 ![]() ゆらゆらと揺れる幾千もの蝋燭。 空には月がかかり、 地には無数の蝋燭の星 闇の中、ほのかな灯りが漂う様は まさに「幽玄」 この日は境内の数箇所でコンサートもで行なわれ、 ファドやボサノバなどの歌声とギターの音色が、 異国情緒ある不思議な空間をかたち作っていました。 ![]() 実演が行なわれていたので、そちらを見学。 女性、男性ともこの日の衣装は「紅梅襲」 とても素晴らしいものでした。 光源氏役が文を書き、花に文を結んで渡す。 といった寸劇もあり。 ![]() 素敵な習慣があったのです。全く失念していました。 源氏の息子「夕霧」が恋人の「雲居の雁」に文を書き、 そこら辺の草に結ぼうとしているのを見た女房に 「もっと素敵な花につけてお渡しするべきです」と たしなめられる場面がありますが、昔の貴族にとって 文を書く紙や紙にしみこませる香料、 文を結ぶ花の選び方にいたるまで、その人の趣味と 教養の高さを示すものだったのですよね。 そう考えると、日本人にも花贈りの才能は きっとあるはず。 今でも花束を作るときには、贈る人の容姿・人柄、目的に合わせて花を選び、 ラッピングにこり、リボンを選び、渡すシチュエーションを考える・・・ 同じだもの。 ただ昔の人の繊細さと遊び心には、ちと負けてるような気もする。 もっと私達は、自国の文化と歴史を愛して学ばなければ、と思った一夜でした。
by impression-f
| 2007-09-23 14:04
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