水が入りました

昨日の散歩での風景。

田に水が入りました。
いよいよ田植えシーズンの到来です。

「ゲコゲコ」とアマガエルの合唱開始。
夏になれば彼らの大合唱は、
天から降ってくるようにも聞こえるほど。

水面を渡って吹く風は、
なんでこんなに気持ちいいのでしょうか。

中学時代の3年間は、こんな風景と
ともに過ぎていったのだなーと。
傾く陽光の中、ノスタルジックな気分に。
まだ水が入ってない田も
田起こしはすでに終わっているようで、
順次水が張られることでしょう。

そういえば田んぼを持つ同級生の
ＧＷといえば、田植えと決まってました。
まだ用水路は閉められています。
『勝手に開けないように』の注意書き。

毎年田は減り続け、次々住宅地に。
これだけ宅地が増えると、田んぼも
やりにくいでしょうな。


ここらの用水路では、6月になると
蛍をみる事が出来るのですが、
この日は水面にたくさんのゴミ袋が
浮いているのをなんども目にしました。

今年はカルガモもいないのか・・・・

よく見れば、あちこち除草剤でも撒いた
のか黄色く枯れた草が続いています。
そんな中走るいぶき。

今年で14歳というのに走る。
どんどん走る。
走るのが楽しくてたまらないという様子。

この時間帯、冬毛をまだたっぷりまとった
彼の毛皮が夕日に照らされてキラキラと
輝き、雑種とはいえなかなかいい犬じゃ。
などと、飼い主の欲目で見たりして。


しかし、この農道でこんなスピードで
散歩している犬をみた事がない。
この日は歩きでしたが、今日は自転車。
油断すると私のほうが危ない状況。

水が入った田んぼに落ちたら・・・。
そういえば中学時代、自転車ごと
田んぼに転落して泥だらけになった。





線路脇の菜の花も、
夕日に照らされ金色。
遠くには麦が青々と生えてます。

「麦秋」が夏の季語と教えてもらったのは
中1の国語の授業だったか・・・・


今思うと、学校の授業って面白かった。
あの頃は試験のための勉強だったけど
今なら楽しんで受けられそうです。


散歩はさらに細い畦道へと。


この畦道の下には、モグラがいます。
確実です。
一昨年発見しましたから。
残念ながらすでにお亡くなりでしたけど。

発見者はいぶきではなく、私。
ヤツの鼻は腐っている。

「からすのえんどう」

私たちは「シービービー」と呼んでました。
どう書くのかはわかりません。
このマメ科の花が終り、付いた青い小さな
豆の鞘に細工して口に加えて吹くと
「ビービービー♪」と鳴ります。

一生懸命練習したけど、結局私は
鳴らせずじまいでした。今でも悔しい。

あと指パッチンが出来ない。
ボールペンをくるくる指で回せない。
これ、心残りなんだよな。
どうでもいいことなんだけど、
実は結構こだわってることでもあり。
種が飛んできたのか、
田んぼの持ち主が植えたのか
小さめのキンセンカが。
でも発色が素晴らしい。

こうやってみると、結構私
昨日の散歩で気分転換できてたみたい。

市場の花はすでに初夏の雰囲気で、
気温も高い日が続いているけど、
今の季節を感じることって大事だな。

今月末は藤の花を見に行こうかと
ひそかに思ってるんですけど。宇治まで。

明日はコサージュをお届けに行こう。
今すごい風が吹いていて、
どうやら明日は雨降りらしい。
教授会は無事終わりました。ホッ・・・

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