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ご注文を受けてから、用途やイメージに合わせてお花を仕入れてお届けする、『完全予約制』のフラワースタジオです。 Impression ホームページ 公式LINE ![]() 〒520-2144 滋賀県大津市大萱 1-13-13 深田ビル3F TEL/FAX 077-543-3683 MOBILE 090-8482-2180 info@impression-f.com OPEN 10:30-19:30 LESSON 10:30-21:30 CLOSED 毎月曜・第1・3火曜日 ブログパーツ
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2009年 05月 29日
![]() 仕事を何とか片付け、夕方アレンジ をお届けして、ようやく一段落。 しかし今日はピーカンでしたね。 少しづつ旅の写真を整理しております。 なんで、整理も含めて2・3日 ここにてアップしたいと思ってます。 だから、どうでもいい人にはホント どうでもいい内容になるんで、 どんどん飛ばしていただいて結構です。 本当に身内ごとなんですが、 ブログを読んでいてくれている生徒や お客さんが、私の顔を見るやいなや 「東京・横浜・鎌倉とどうでした? 楽しかったでしょう。」というんです。 ![]() 中華も美味しかった。けど・・・けどねー! 楽しいだけじゃあないのよ! 旅の第1日目は埼玉県草加からスタート。 ここは父・道男と母・秀子が結婚して 生活を始めた地。そして私が生まれ 2歳になるまでここに住んでいました。 ![]() そのうちの1軒に住んでいたそうですが、 現在は駐車場となり、見る影もなし。 感慨深くウロウロ歩き回る父・道男。 最悪ともいえる雨降りの中、ただ一人 テンションが高い男。盛り下がる娘・・・ とにかく今回の旅は、中学を卒業して すぐに上京した父が、昔住んだ場所や 仕事場を見たいということで始まった旅。 行き先は父しか知らず、場所を聞こうと しても「行ったら分かる」の一点張りで 詳しいことを全然言わないのですよ。 そして予想はしていたけれど、着いた とたん「う~ん・・・さすがに50年も経って るとわからんなー」ってオイ!おっさん。 ![]() 「西口」というので、西口に向かうと 「東から行こう、こっちが賑やかそうや」 とわけの分からんことを言い出すのを 押さえ、駅前の地図で中りをつけ、父の あやふやな記憶を頼りに探したのです。 写真の「草加せんべい屋」が無ければ、 全く分かりませんでしたよ。 ![]() 買いながら昔の事を聞く道男。 そして、当時働いていた会社がまだ 近くにある事が判明し、その場所を 教えてもらい、人様の家の軒下を 縫うように歩いて見つけたその場所は、 とてもとても古い町でした。 父はその前を通っても最初全く 気づく様子もなく、私が靴の足型が 捨ててあるのに気づき、(父は履物の 仕事をしていたのです)声を掛けると 「そうや、そうや!ここや!」と。 一応小さな看板はかかっていましたが、 どうも現在ここで仕事はしていない様子。 彼は色々思い出を話してましたが、 私は靴が徐々に濡れてくる気持ち悪さに ![]() ひどい娘ですか? もう少し優しくするべき? いいの。これは自己満足の旅なのだ。 自分で行くにはちと自信が無いので 私をお供に選んだのですよ。 続いて東急にて浅草まで。 このとき事件は起こる。 浅草について下車しようとした時 道男が腕と一緒に折りたたみ傘を 振るもんだから危ないので「傘!傘!」 と何回も言うのに聞こえていないので、 むっとして手でバシッと傘を叩いたら 先端が私のカメラの先に当たり、 レンズキャップが飛んでホームの下へ 吸い込まれていった・・・・ ![]() 何にも気づいていない顔見て諦めた。 嗚呼・・・私のEOS。レンズフィルター しておいてホント良かった。 とにかく父のように地方の人間は 普段車でばっか移動しているので、 公共交通機関の乗り物のマナーが わかっとらんのです。色分けしてある 座席シートを無視して座る。荷物を 置く。エスカレーターの立ち位置に 気づかない。(関西と関東は逆) 人の通る所でボーっと立っている・・・ 「い"-っっ!」てなりますよ。 腹が減ったのと人ごみとキャップの件も あり、軽く不機嫌な私「とにかく飯だ!」と 浅草寺近くの食堂へ。不機嫌のせいか ![]() 東京なのに。 浅草寺を参拝した後、草加で見た 会社が最初にあった場所へと向かう。 「千束通りや」と言うも、もちろんその時 父の記憶は全く当てにならず、近所の 人に教えてもらい何とかたどり着けた。 ご覧の通り不動産屋さんに売り、 草加へ移ったそうです。ここも古い・・・ そしてその前にあった喫茶店。 父が言うことには「ここはお父さんが いた頃、やくざがやってた雀荘が あって、休みの日は1日入り浸って マージャンしてたなー」だそうです。 やくざって、アンタ。金たまらんわな。 ![]() 上に兄が2人いて、職人をしてました。 なんで父は東京で就職なのか。 父の父、つまり私にとって爺さんですが 父が子供の頃に亡くなり、かなりの 貧乏暮らしが続き、三男坊がいつまでも 家にいては困るということで、口減らし の意味合いが強かったみたいです。 ![]() 『金の卵』とも言われたし、あの頃 同級生もみんな東京へ出たんや」 実際ご飯はたくさん食べられた そうですが、住み込みで朝から 夜遅くまで働き、給金は今思うと 少なかったと言ってました。 昭和ですね。 道男は魚の食べ方が芸術的に キレイなのですが、このときの事が 関係してるのかもしれません。 浅草を後にして横浜へ。 この日はここで1泊です。 「横浜の海と夜景の見える部屋がいい」 というリクエストで探したホテル。 ![]() 山下公園からみなとみらいまで、 ずーっと見渡せるではないですか。 ビジネスでこれはすごいです。 しかしここでも道男はやってくれます。 1日中一緒は勘弁してくれと思い、 シングル2部屋にした私。「なんか あったら携帯かけて」と別れました。 ![]() 部屋に入って荷を解くまもなくベル。 「鍵が開かん」 「・・・・・キー入れて回したまま押すの」 「ガチャガチャ・・・アカン開かん」 「もーっ!今行く!」 スリッパのまま1階下の父の部屋へ。 「ほらっ!こうやって開けるの!それと ![]() 出ないと締め出されるで」と言い置き 自室へ戻る。っつ、疲れる・・・ 夜は母方の親戚が東京・神奈川に 大勢いるため、叔父・叔母・従姉妹 たち総勢14名で中華街で食事会。 久しぶりでとっても楽しかったし よく食べよく飲んだ。 ![]() 予約から何から私が全て手配したと いうのに、終始ご満悦の道男。 支払いは全額彼なので、まあいいです。 ホテルに戻りしばし夜景を楽しみ、 急に振り出した雷雨を聞きながら 泥のように眠りに落ち、1日目が終了。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 6月の「1 Day Lesson」のごあんない→ひまわりを使った初夏のフレームアレンジ 「花の頒布会」 随時受付中 ・・・ 1回¥2100で自宅用のお花を定期的にご用意します。
by impression-f
| 2009-05-29 21:15
| その他
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