6月の花嫁

1日明けてすっかりいいお天気。
気持ちのいい風が吹いてます。

夕べ聞いたN響の低弦のうねりに
体を預けるようにしてぐっすりと眠りに。

スタジオに来て鉢植えに水を遣り、
残った花の水を換え、きり戻す。

芍薬に顔を近づけるとスパイシーな
香りが立ち上ってくるのに気づき、
思わず隣のスイートオールドに
鼻を移すと、こちらもいい香り。

少し疲れた体と心には、強い香りでは
なく、ほんのりとした香りに癒されます。
スタジオには昨日のブライダルの残りの
花が見ごろを迎えてます。ぜひ取りに
来てくださいと、お母様にお伝えました。
そして先ほどお花を取りに来られ、
「ちょこっと撮っただけの写真ですが・・・」
と結婚式のCDを持ってきてくれました。

また後日、プロの撮った写真とかも
見せてくれるそうですが、早速どんな
だったか確認できるのは有難いです。

ああ、なんて綺麗なんでしょう・・・
綺麗な笑顔です。
ブーケをお持ちしたメイクブースで
挨拶した時も思ったのですが、やっぱ
写真と違って生身（？）はいいですなー。

クラウンがとてもお似合いです。
最初の打合せでは、キャスケードでは
どうかということでした。しかしドレス
部分のボリュームがかなりあるため、
シャワースタイルはどうかとご提案。
結局最後はおまかせに。
スズランとローズゼラニウムのおかげで
いい香りのするブーケになりました。
控え室で香るいい香りに気付かれた
招待客の方も結構おられたそうです。

ブーケを最初に見たときより、実際に
持ったときの状態で見た豪華さに、
驚かされたと褒めていただきました。

こちらは先月から仕込んでいた
竹で作った器にアレンジした、
受け付けのお花。自分でも
美味く出来たと思います。（自画自賛）

こちらは受付け担当してくれたお友達
二人にプレゼントされたそうです。

そして和装のブーケ。
こちらも竹を使ってのデザインです。
昨日の朝、ギリギリまで
ブーケの手直しをしていたので、
写真を撮る時間がありませんでした。

大きさは小ぶりですが、着物の帯地を
使って、細かい細工をしています。
メイクさんたちにお渡しするとき、
「おおぉぉ～っ・・・」と声が上がり、
平静な顔を保ちながらも、心の中で
「おっしゃぁ！」とガッツポーズしました。

ヘッドも可愛くあしらって頂けました。
お母様は和装が特に、お気に入り
だったようです。


「『お母さん、先生にも式に参列してもらったら良かったね』と娘（花嫁）が言ってたんです。
私も一杯一杯で気づかなくって、そうしてもらったら良かったって・・・」

とお母さまが言っておられたのですが、多分参列していたら一眼持ってウザいくらいに
写真撮りまくる迷惑な人になっていたので、いないほうが良かったと思います。
でも星飛馬の姉、明子のように物陰で見ていたかったような気も・・・

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6月の「1 Day Lesson」のごあんない→ひまわりを使った初夏のフレームアレンジ

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