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ご注文を受けてから、用途やイメージに合わせてお花を仕入れてお届けする、『完全予約制』のフラワースタジオです。 Impression ホームページ 公式LINE 〒520-2144 滋賀県大津市大萱 1-13-13 深田ビル3F TEL/FAX 077-543-3683 MOBILE 090-8482-2180 info@impression-f.com OPEN 10:30-19:30 LESSON 10:30-21:30 CLOSED 毎月曜・第1・3火曜日 ブログパーツ
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2009年 06月 09日
とうとう梅雨入りです。これから約1ヶ月、湿度の高い日が 続き、お花の管理にも気を使う日々。 スタジオも随分薄汚い感じなので、 ここいらで気合入れて掃除して、 スッキリしたら、花をタップリと飾ろう。 梅雨には梅雨の過ごし方がある。 ウェディングドレスというこのバラ、 まだまだ綺麗に咲いております。 こうやって蒼い瓶に一輪飾ると、 その愛らしさが一段と際立つような・・・ みなさんも涼やかに過ごす工夫を して、この一月をお楽しみください。 今週の頒布会のセレクトもお楽しみに。 ![]() さて、今回はるばる東京までブーケを お届けにあがるという、めったにない 機会を得て色々思った事があります。 まず会場の八芳園さん。白金台にある 結婚式場で、お庭が素晴らしいとは 聞いていましたが、噂どおりお庭には 感嘆。けっして広くは無いのですが、 上手く周りのビルやホテルを植栽が 隠して、落ち着いた空間となってます。 しかし、今回私の心に強く印象付け られたのは、そこで受けた対応。 平たく言えば『サービス』のことです。 東京へくると、そのサービスの質の 高さにいつも感心させられます。 なんといっても首都。競争相手も多く また訪れる人たちの質・量とも多彩。必然的に磨かれていくのでしょうが。 今回ブーケの箱をもちロビーへ入った とたん「お持ちします。どちら様へ。」と 声がかかる。ここまではどこでもある。 最近では支度ブースまでブーケを お届けする事が出来ないケースが 増えています。スタッフが受け取り 花嫁の所まで持って行くわけですが、 これでは受け取った花嫁の反応が確認できないわけで、我々花屋としては とっても不安の残ることなのです。 今回は少し取り出すのにコツがいる ことと、他にも確認事項があったため 無理を言って直接渡したいと告げました。 正直やんわり断られることも想定して いました。今まで何度もこういうことがあったから。しかしすぐに「わかりました ご案内します。」と笑顔で応えてくれて、 メイクブースに着くと、スタッフにその旨を 伝えてくれました。そこのスタッフもまた 気持ちよく案内してくれ、正直拍子抜け。 続いてこんなに気持ちよく対応して もらった事があるだろうかと、感動。 ![]() 花屋なら一度くらい嫌な思いをしたこと あると思うんですよ。ホテルや式場 スタッフにぞんざいに扱われたことって。 初めてそういう風に扱われた時、先生に 「花屋は業者なんよ。一々気にしてたら この仕事はできんよ。」と言われました。 そうなのかもしれない。けど本当にそうなんだろうか・・・とずーっと思ってた。 お持ちしてるのは、今日ここで式を挙げる花嫁さんのものなのに。 みんなでこの日が上手く行くように力を尽くしているのではないの? それともこだわっているのは、ただ私のプライドが傷ついたからなのだろうか。 そんな思いをグッと押し込めて、考えないようにして数年、ブーケをお届けしてきました。 でもこの日、やはりそうじゃないと。 忙しい中、一瞬手を止め花嫁と一緒にブーケに声を上げ賞賛してくれる。 みんなが嫌な顔ひとつせず、自分の事のように喜ぶ。 例えそれがサービスだとしても、花嫁は幸せな気分になるでしょう。 みんなでこの「良き日」を盛り上げるていくのです。 お花を渡し終えたあと、しばらくロビーにいたのですが 次々お花屋さんがブーケを届けに来ていました。 それらの全てにスタッフは丁寧に受け取り、「確かにお預かりします。 ありがとうございました」と頭を下げて見送っていました。 人の仕事を大切に思えない人が、自分の仕事を大切に出来るとは思えない。 当たり前のように見える事が、実は一番難しいことだったりします。 でも当たり前のように受けるサービスに人が慣れたとき、その「当たり前」が ないことに対する人々の不満は、いかばかりかと考えます。 東京ディズニーランドが何年経っても高い評価を受け、 多くのリピーターを産んでいるのは、まさにこのためだと思うのです。 「これでもか」とたくさんの選択肢を与えることがサービスの向上といった 風潮が多すぎやしないかと思います。私も含め「お客様の気持ちになって」 と言いながら、実は自分の物差しの範囲の中で「気持ちになった」つもりに なっているのかもしれません。 やはり時々こういった違う目線で、色んな体験する事は必要ですね。 ここいらへんで、じっくりと考えてみる必要があるみたいです。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 6月の「1 Day Lesson」のごあんない→ひまわりを使った初夏のフレームアレンジ 「花の頒布会」 随時受付中 ・・・ 1回¥2100で自宅用のお花を定期的にご用意します。
by impression-f
| 2009-06-09 16:38
| その他
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